2018年2月26日より、ラクマとフリルが一体化しました。新しくなったラクマと、大手フリマアプリのメルカリを各項目ごとに分けて、比較してみました!
メルカリとは?
2013年7月2日にAndroid版、同年7月23日にiPhone版が配信されたフリマアプリ。メルカリの名称は、ラテン語で「商いする」という意味の「mercari」に由来している。2018年6月19日には上場している。
ラクマとは?
ラクマは2014年11月25日にサービスを開始。フリルは2012年7月27日に開始されている。もともとはラクマ、フリルと別々に運営されていたが、2018年2月26日より統合された。旧フリルは運営を終え、フリルが新ラクマと名称を変え、アプリそのものは継続されている。
メルカリとラクマのダウンロード数を比較
メルカリのダウンロード数は7,000万ダウンロードを超えました。世界でのダウンロードは1億を超えています。ラクマは累計で1,000万ダウンロードを超えました。
ダウンロード数で比較すると、メルカリの方が6,000万も多くダウンロードされていることが分かります。
メルカリとラクマのユーザー層と年齢制限は?
メルカリもラクマも年齢制限はなく、未成年でも利用は可能です。親の同意があれば問題なく利用できます。ユーザー層は、メルカリは幅広く、10代~40代といったところ。ラクマは、元々フリルというファッション系が強いフリマアプリだったこともあり、女性率が高く主婦層が多い。年代でいうと20~30代が多い感じになります。
メルカリとラクマの出品手数料を比較
メルカリは出品手数料が10%。ラクマは3.5%となっています。当初、ラクマは手数料無料だったので、0からの値上げは高く思えますが、3.5%はフリマアプリや、オークションの中ではかなり低い方です。
例えば1万円の物が売れた場合、メルカリだと手数料として1,000円引かれ、実質利益は9,000円となります。ラクマだと手数料が350円で、利益は9,650円となり、メルカリより650円も多く利益を得ることができます。
メルカリとラクマの振込手数料を比較
メルカリは1万円以上で、手数料が無料。1万円未満だと210円手数料がかかります。ラクマは、楽天銀行を指定に限り1万円以上で手数料が無料。1万円未満だと210円手数料がかかります。楽天銀行以外の金融機関を使用の場合は1万円以上の振込でも手数料が210円発生してしまいます。
メルカリとラクマの売上金の申請期限を比較
メルカリの売上金の申請期限は、2017年の12月より3ヵ月と短縮されました。今までは1年だったので、かなり短くなりました。ラクマは売上金の申請期限は1年間あります。
自分が使っていて、メルカリの不便さを感じたのが、この売上金の申請期限です。3ヵ月で売上金が1万円以上いかないと手数料が引かれて自動で振込されてしまいます。この3ヵ月を延ばすには、一度メルカリポイントというものに変換しなくてはなりません。こちらはメルカリでしか使えないポイントで、期限は1年となっています。メルカリで売るのも買うのも結構するという方には問題ありませんが、私のようにほぼ売るのがメインとなっていると辛いものがあります。
メルカリとラクマの配送サービスを比較
メルカリには「らくらくメルカリ便」、「ゆうゆうメルカリ便」といった独自の配送サービスがあります。ラクマには「かんたんラクマパック」というものがあります。
金額を比較すると、メルカリ便でA4サイズだと最低価格は175円。ラクマパックのA4は179円です。
大型荷物を比較してみると、メルカリ便の60サイズは600円に対し、ラクマパックは800円。メルカリ便の80サイズだと700円に対し、ラクマパックは900円。
配送サービスは、全体的にメルカリ便の方が200円近く安いことになります。
メルカリとラクマの匿名配送サービス
メルカリは、匿名配送サービスと言って、相手の名前も住所も知らずに配送することができます。(もちろん、自分の名前・住所を相手に知られることもありません)
対するラクマは、そのような匿名配送サービスはなく、お互いに名前・住所を知ることになります。
メルカリとラクマの購入前申請
メルカリには購入前に申請するといったものはなく、誰でも即購入ができてしまいます。対するラクマは購入前申請を設定するか選ぶことができ、設定すると購入者希望者がいた場合、まず自分に通知がきます。そこからその人に売りたいか、売りたくないか選ぶことができます。売っても大丈夫な場合は「承認」ボタンを押せば、先に進むことができます。逆に売りたくない場合は、そのまま一定期間承認しなければ自動でキャンセルされます。
メルカリとラクマのライブ配信
メルカリにはライブ配信をすることができますが、ラクマはライブ配信機能がありません。
ライブ配信とは、youtubeやニコニコ動画のようにライブ配信(生放送)することでき、そこで商品を売ることができます。顔を出して配信している人もいれば、物だけを映して顔を出さない人もいます。ライブ配信にかかる手数料はありません。
メルカリとラクマの売れる率は?
これは、タイミングや物によってもあると思いますが、現在ではメルカリの方が売れやすいです。ダウンロード数で分かるように、ユーザー数が圧倒的に違います。やはり人が多い方が売れやすいということになります。ただ、人が多い分、出品してもすぐに売れないとドンドン下の方に埋まっていってしまいます。
メルカリは24時間以内に売れる活率が50%と言われています。逆に言えば、24時間以内に売れないと、見てくれる人が減り、売れていく確率は下がっていきます。
結局、メルカリとラクマどっちがいいのか?
メルカリ、ラクマを併用している方も沢山いるようです。両方に出品するのは禁止されていませんが、管理が手間なので、できる方だけにオススメします。
3ヵ月以内に売り上げが1万円以いく人、売りも買いも結構しており3ヵ月間の売上金をフリマ内で使いきれる人は、メルカリが向いているでしょう。
逆に、3ヵ月で売り上げが1万円いかない人、売る方が多く売上金を現金化したい人(一回あたりの売上金が少額)は、ラクマが向いていると思います。
まとめ
個人的に良くなればいいなと思う点は、メルカリだと売上金の申請期限を1年に戻してほしいというのが希望なところ。そして、ラクマはユーザー数がもっと増えてくれたら嬉しいところです。
フリマアプリをこれから始める方や、どちらを使おうか迷っている方の参考になれば幸いです。
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