北瀬ユズさんの書籍・毒親絶縁日記を全部読んでみました。
北瀬ユズさんの書籍・毒親絶縁日記の話の内容や、面白かったかなど感想をまとめてみました。
一部ネタバレありのレビューとなりますので、予めご了承ください。
北瀬ユズさんの書籍・毒親絶縁日記の単行本はいくら?
単行本:1,210円(税込)
kindle価格:990円
(Amazoprime会員なら読み放題対象となっており、無料で読むことができました)
無料期間については記載がないので、いつ読み放題終了になるかわかりません。
北瀬ユズさんの書籍・毒親絶縁日記のあらすじは?話の内容とは?
自分の親が「毒親」だと気づき、絶縁するまでを描いた作者が実際に体験したお話となっています。
小さいころから母親の顔色を伺う子供となった主人公ユズ。
「心理的な虐待」を主に受けてきたユズが、自分の家庭はおかしいと気づき絶縁へと向かっていく物語。
北瀬ユズさんの書籍・毒親絶縁日記は書籍1冊で最終話・最終回まで読めて完結している
毒親系の物語は多くありますが、こちらの「毒親絶縁日記」はこちら1冊で幼少期の最初から結婚・絶縁までの最後まで描かれています。
1冊でしっかりと最後まで読みたい人向けなので、すっきりとして読み終えることができました。
北瀬ユズさんの書籍・毒親絶縁日記は面白い?感想①絶縁するのが遅すぎる?
とあるレビューで「絶縁するのが遅すぎる」というものがありました。
たしかに絶縁するまでには社会人・結婚後となっているので、時間はかなりかかっています。
人生の半分くらいは毒親と関わっているので、もっと早く絶縁できたのでは?という意見があってもおかしくないです。
ただ親から愛されている・親から必要されているという気持ちで小さいころから育ってきている主人公なのでそう簡単に抜け出せるものではないと思います。
特に子供の時は親がいないと生きていけないと思うのは至極普通のことだと思います。
北瀬ユズさんの書籍・毒親絶縁日記は面白い?感想②幸せな家庭で育って人でも感動できる
自分の親も毒親だったというレビューの方もいましたが、逆に幸せな家庭で育って方のレビューもありました。
幸せな家庭で育っても感動する、というのは私も共感できる部分でした。
私の家庭も特に毒親的なこともなく、ごくごく普通の家庭で育ちました。
そんなことを親が言うのか、母親なのに子供によくそういう事を言えるな、という部分は多々ありました。
自分が子どもを育てる母親側になっているからこそ、反面教師ではないですが優しい心をもちたいと思えました。
北瀬ユズさんの書籍・毒親絶縁日記は面白い?感想③毒親から育つと毒親になるという負の連鎖
ユズさんの母親の親(ユズさんから見て祖母)も、毒親といわれるものでした。
母親からそうされて育ってきたから、子供にもしてしまうという負の連鎖が描かれていました。
ただ主人公ユズさんは親になってその負の連鎖を止めているのが、個人的には感動もし、強さを感じました。
北瀬ユズさんの書籍・毒親絶縁日記は面白い?感想④毒親は自分を客観視できていない
毒親あるある、という軽くなってしまいますが、毒親は無自覚ということが多いと思いました。
虐待死されたニュースを見ては「可哀そう」というのが、ある意味ホラーだと。
自分がしていること=虐待とは気づいていないパターンが多いですね。
それに基づいて子供も虐待とは気づいていないパターンが多いので、早く抜け出して欲しいと願ってしまいます。
北瀬ユズさんの書籍・毒親絶縁日記は面白い?感想⑤最終話、最終回の毒親の台詞が怖すぎる
毒親と絶縁する話(最終話、最終回)あたりで、親が主人公に放った言葉が辛いものでした。
またその言葉によって主人公が親を断ち切る決心がついたのではないかと思えました。
親が子どもに言ってはいけない言葉だと思っています。
(そもそも人に言ってはいけない言葉ですが…)
毒親絶縁日記の一部ネタバレありのレビュー・面白かった?のまとめ
毒親絶縁日記は、最後まで読めて読み終わった後に「読んで良かった」と思えた書籍でした。
最後幸せになっている主人公や、そこまでの毒親との関わりが私としては新鮮で衝撃的なものでした。
実録だからこそのリアリティーがこの書籍の魅力の一つですね。
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